「B.L.T.」　2020年7月号　ハロラボ vol.39　
モーニング娘。'20　石田亜佑美　インタビュー（抜粋）

――後輩メンバーも増えて、以前とは立場も変わったと思います。

「道重（さゆみ）さんが卒業されて、12期が
入ってきて、最初の頃はそんなにグループ全体を
見ることができなかったと思うんですよ。だけど、
どぅー（工藤遥）が卒業してから意識が変わったと
思います。どぅーは、周りからすごく愛されている子
だったんですね。後輩からの信頼も厚くて、
慕われていて。『話しやすい先輩は？』って質問に
対して、どぅーの名前が挙がることも、けっこう
多かったと思うんですよ」

――それについてどう思っていましたか？

「普通に『うらやましい！』って思っていました（笑）。
そこから、私もどぅーを見習って、『どういうふうに
後輩と接しているんだろう？』とか、『ほどよい距離感
ってなんだろう？』って考えるようになっていきました」

――自分の個性を出すことと、グループ全体の
バランスを考えて一歩引くことの難しさはありますか？

「例えば、コンサートのMCをすることになったら、
15期が前に出てしゃべってほしいなって純粋に思うし、
ファンのみなさんも15期の話を聞きたいと思うので、
自分は引いてMCの役割に徹するようにしています。
でも、SNSは自分のアカウントだし、『私の場だからこそ、
自由に発信させてもらいます！』っていう気持ちが強いです」